風水と家相 風水は、古代中国の伝統的な自然観のひとつで、 本来は大地の気脈(エネルギーライン)を読む、学問で、 一般的な意味での風水とは、地理的な状況を指す言葉です。 「気は風に乗れば散らばり 水に界(へだ)てられれば止まる。 スポンサードリンク 古人はこれを聚(あつ)めて散ぜしめず これを行いて止めるあり ゆえに、これを風水という。 風水の本質は、気を操ることにあり、「風」をあやつり「気」の流れを用いることにより、 運気を上げるというものです。 風水学は土地の自然環境を考えながら、丈夫で安全な、 暮らしやすい家を建てることを目的としています。 家相とは中国伝来で陰陽五行(おんようごぎょう)説に基づき、 家の位置・方角・構造などから、 その家に住む人の吉凶を判断する方法です。 家相は、日光や風の流れ、大地のエネルギーなど自然の恵みを 住まいに取り入れようとする生活の知恵でもあります。 また、家相には「〜してはいけない」「〜は凶」といった条件による 禁止形の指示が多く見られるのも特徴の一つです。 風水と家相の大きな違いは、風水が気の流れや気の取り入れという視点で 家全体を捉えているのに対して、 家相は吉の条件と凶の条件のいずれに当てはまるかを、 各部屋ごとに細かく分析・判断するところにあります。 家相の基本法則としては、 ラッキーゾーンの法則、8方位の法則、鬼門の法則 張り・欠けの法則、外壁の色の法則、エクステリアの法則 の法則があります。 そもそも家相上の条件をすべてクリアするのは不可能。 100%吉相の家などありえません。 本来の風水は地勢や方位、地脈を重視し 家を建てる場所や墓を造る場所などを決めるものです。 一方、家相は家そのものや敷地を整えていくという方法です。 家相によって間取りや方位を決めていくと、 自然に陽当たりが良く、風通しが良い暮らしやすい住まいになり、 家族の安定・繁栄・発展・成功などの幸せにつながっていくのです。 風水や家相を診断するということは快適な生活を送るための先人の知恵でもあります。 |
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